在宅でできる副業の一種として、「ステッカー販売」が挙げられます。海外では人気が高い副業ですが、日本ではあまり一般的とはいえません。そのため、ステッカー販売に興味があるけどなかなか一歩踏み出せないという人もいるでしょう。
この記事では、ステッカーの作成方法や販売方法、副業を成功させるポイントについて紹介していきます。ステッカー販売の副業は稼げるのか、どんなメリットデメリットがあるのかなど、副業をする上で気になる点についても解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
話題の在宅副業「ステッカー販売」とは
ステッカー販売は、文字通りステッカーを販売する副業です。自分で考えたオリジナルのデザインをステッカーに印刷し、ネットショップなどで販売することで収益を得ます。
自分で描いたオリジナルのイラストはもちろん、ペットの写真や文字などをステッカーとして販売している人もいます。近年では、AIで生成した画像などを販売する人も少なくありません。
ステッカーの作成方法自体は簡単なので、初心者でも挑戦しやすい副業として人気があります。イラストやデザインを考えるのが得意、ペットを色んな人に見てもらいたい、ネットショップを始めてみたいと思っている方などは、挑戦してみてはいかがでしょうか。
ステッカー販売ではいくら稼げる？
ステッカー販売の副業では、月1万円から20万円ほど稼いでいる人もいます。もちろんすべての人がそれだけの収益を得られるわけではありませんが、本人の努力とやり方次第では高い収益も期待できるでしょう。
ステッカーは一つあたりの単価が安く、大体300円〜1,000円ほどで販売されています。単価が安いのでたくさん買ってもらわないと高い収益を得られませんが、その分ユーザーが購入するハードルが低い傾向です。
SNSで集客する、YouTubeで発信するなどの方法で多くの人に見てもらえれば、高い収益も期待できます。
ステッカー販売の副業をするメリットデメリット
ステッカー販売とは何か、どのくらい稼げるのかについて解説しましたが、ここからはステッカー販売の副業のメリットデメリットについて見ていきましょう。ステッカー販売のメリットデメリットは下記の通りです。
| メリット | ・初期投資が少なく低リスク ・利益率が高い ・価格が安いのでユーザーが購入するハードルが低い ・海外向けに販売することもできる ・ネット販売なら在庫を抱える心配がない ・ステッカーを貼ってもらえば宣伝になる |
| デメリット | ・一つあたりの価格が安い ・高い収益を得るには販売数が必要になる ・販売方法や始め方によっては売れるまでに時間がかかる ・安定して収益が得られるとは限らない |
メリットデメリットをそれぞれの項目で詳しく解説していきます。
メリット
ステッカー販売の副業のメリットとしては、以下の6つが挙げられます。
- 初期投資が少なく低リスク
- 利益率が高い
- 価格が安いのでユーザーが購入するハードルが低い
- 海外向けに販売することもできる
- ネット販売なら在庫を抱える心配がない
- ステッカーを貼ってもらえば宣伝になる
在宅副業を始める際に、「どのくらいの費用がかかるのか」「副業をする上で何かリスクがあるのか」などという点が気になるという人は多いでしょう。
しかし、ステッカー販売の副業は初期投資がほとんどありません。ネット販売なら在庫を抱える心配もなく、データを入稿するだけで販売まで行うことが可能です。低リスクでより高い利益が期待できるのは、副業を行う上で大きなメリットといえます。
また、ステッカーは海外人気も高く、海外向けに販売することでより多くの人をターゲットにできるのです。日本ではあまり注目されなくても、海外の人から思わぬ人気を得る可能性にも期待できるでしょう。
ステッカーを貼ってもらえば自然と宣伝になり、その人の周りの人が購入してくれる場合もあります。自分が宣伝する他にも宣伝効果が期待できるため、口コミで広がって人気になっていくかもしれません。
デメリット
ステッカー販売の副業のデメリットには、以下の4つが挙げられます。
- 一つあたりの価格が安い
- 高い収益を得るには販売数が必要になる
- 販売方法や始め方によっては売れるまでに時間がかかる
- 安定して収益が得られるとは限らない
先ほども解説した通り、ステッカーは一つあたりの単価が安く、たくさん買ってもらわないと高い収益を得られません。副業で収益を得て生活収入の足しにしたいという方は、そこまで稼げるようになるまでに時間がかかるという点に注意してください。
また、ステッカー販売は安定して稼げるとは限りません。販売数は月によって変化するので、常に安定した収益を求めている人にはあまり向いていないでしょう。
副業としてステッカーを作る方法
ステッカー販売の副業について理解したところで、ここからはステッカーの作り方について説明していきます。ステッカーを作る方法は、主に下記の3つです。
- 道具を揃えて自作する
- デジタルデータで作成する
- AIで画像生成をする
副業として行うなら、自作するよりもデジタルデータで作成をするのがおすすめです。近年では、AIで生成した画像やイラストをステッカーとして販売する人もいます。それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
道具を揃えて自作する
ステッカーは、パソコンやスマホの他に、プリンターやステッカー用紙、ハサミなどの道具があれば自作することも可能です。ハサミの代わりにカッティングマシンを使ってステッカーを綺麗に切り取る方法もあります。
これらの道具を揃えて自宅で作る場合は、自分でステッカーを梱包してフリマサイトなどで販売する人が多い傾向です。自分のショップサイトを作って販売する方法などもあります。
しかし、ステッカーを自作して販売する方法は時間と労力がかかるため、効率的に稼ぎたい方にはあまりおすすめできません。ハンドメイドをするのが好きな方、アナログのイラストをそのままステッカーにしたい方などは、自作ステッカーを販売してみるのも良いでしょう。
デジタルデータで作成する
イラストやデザインを考えるのが好き、自分の描いたイラストをステッカーにして販売したいという方におすすめなのが、デジタルデータで作成する方法です。
パソコンやスマホでデザインを作成したら、ステッカー印刷を行ってくれるサービスに申し込んで印刷してもらいます。その後、自分のネットショップやハンドメイド販売サイトなどから販売をするという流れです。
デジタルデータで作成するので在庫を抱える心配がなく、イラストやデザインを考えて作成するのに時間がかかるという点以外は、初期投資もリスクもほとんどありません。
AIで画像生成をする
デザインを考えるのは好きだけどイラストを描くのは苦手、効率的に稼ぎたいという人に人気なのが、AIで生成した画像やイラストをステッカーで販売する方法です。
自分の求めている写真やイラストのイメージを日本語で説明することで、イメージに合ったデザインの画像を生成してもらえます。しかし、AIの生成した画像は光や影の向き、人物や動物の指の本数などが間違っていることも多いため、生成された画像はしっかりとチェックしておきましょう。
また、AI画像やAIイラストの販売自体は法律で禁止されていませんが、場合によっては著作権侵害などのトラブルにつながる恐れもあります。販売をする際は注意してください。
自作ステッカーを作成する流れ
ここまで、ステッカーを作る方法を3つ紹介してきましたが、ここからはそれぞれの方法でステッカーを作成する流れを紹介します。まずは自作ステッカーを作成する流れを見ていきましょう。
自作ステッカーの作成は、主に下記の4ステップで行います。
- 道具・材料を用意する
- ステッカーにするデザインを作る
- 完成したデザインを印刷する
- 印刷したステッカーをカットする
ステップごとに詳しく説明していきます。
道具・材料を用意する
ステッカーの作成には、最低限下記の道具が必要になります。
- パソコンやスマホ
- プリンター
- ステッカー用紙
- カッターやハサミ
ステッカーを自作する際には、ステッカー用紙にこだわってみるのもおすすめです。ステッカー用紙にはいくつか種類があり、用紙ごとに特徴が異なります。複数種類の用紙を買ってみて自分が好きなものを選ぶと、作る楽しみも増えるでしょう。
ステッカーにするデザインを作る
道具を用意したら、パソコンやスマホでステッカーをデザインしていきます。近年では無料で利用できるデザインソフトやデザインアプリも多数存在するので、うまく活用しながらデザインを作成していきましょう。
また、デザインを作る際は、印刷をするときのことも考えてデザインのサイズを決めてください。サイズを間違えると小さくて絵が潰れてしまう可能性もあります。
完成したデザインを印刷する
デザインが完成したらプリンターで印刷します。自宅にプリンターがない場合や自宅のプリンターで綺麗に印刷できないときは専門の業者に委託する方法もありますが、費用がかかるので注意してください。
印刷業者への依頼料、発送する際の梱包料・送料、購入された際の販売サイトの手数料などを全て考慮した上で価格設定をしないと、赤字になってしまう可能性もあります。
印刷したステッカーをカットする
プリンターでステッカーを印刷したら、デザインに合わせたサイズにカットしていきます。業者に依頼をした場合は、発注方法によってはすでにカットされているので必要ありませんが、カットされていない場合は自分で行いましょう。
枚数が少ないうちはハサミやカッターで行うことも可能ですが、販売するステッカーの枚数が増えてくると手間と時間がかかります。ステッカーが売れるようになってきたら、カッティングマシンを取り入れるのもおすすめです。カッティングマシンは登録したステッカーの形などを元にカットしてくれるので、カットの手間を軽減してくれるでしょう。
デジタルデータでステッカーを作成する流れ
次は、デジタルデータでステッカーを作成する流れについて解説していきます。デジタルデータでのステッカー作成は、主に下記の3ステップで行います。
- パソコンやスマホでデザインする
- ステッカー印刷の発注をする
- ステッカーを販売する
まずは、デザインソフトやデザインアプリを活用して自分のオリジナルのイラスト・デザインを作成します。デザインが完成したら、ステッカーの印刷を発注して実際にオンラインで販売していきましょう。
販売する際は、印刷から発送まで対応してくれるオリジナルグッズ販売サイトや、グッズをネット販売できるサイトと連携している印刷業者を利用するのがおすすめです。ステッカーの印刷から梱包・発送までまとめて任せられるので、自分でステッカーを作成する手間がなく在庫を抱える心配もありません。
AIの画像生成でステッカーを作成する流れ
3つ目の方法として、AIの画像生成を活用してステッカーを作成する流れを見ていきましょう。AIを活用したステッカー作成は、主に下記の3ステップで行います。
- AIで画像を生成する
- ステッカー印刷の発注をする
- ステッカーを販売する
ステッカー印刷の発注・販売の流れはデジタルデータでの作成方法とほとんど同じですが、大きく違うのはAIにデザインも任せられるという点です。
生成したAIイラストの商用利用が可能なデザインソフト・デザインアプリを利用すれば、AIで生成した画像をステッカーとして販売することもできます。規約などをしっかりと確認した上で、ステッカーデザインとして使いたい画像を生成していきましょう。
AI絵師が炎上する例なども多く、「AIイラストを販売しても良いのか」という疑問を抱えている人もいるかと思いますが、AIイラストの販売自体は禁止されていません。
ただし、イラストレーターや絵師がネット上に公開しているイラストを学習させたAIによって生成された画像の販売は、著作権違反になる可能性があります。何より、他の人が時間をかけて描いたイラストを無断で利用して販売する行為はおすすめできません。AIの使い方には十分に注意してください。
ステッカーデザインにおすすめのサイト
ステッカーをデザインする際にデザインソフトやデザインアプリを活用する方法を紹介しましたが、具体的にどのサイトが良いのか分からないという方もいるでしょう。ここでは、ステッカーデザインにおすすめのサイトを3つ紹介していきます。
- Canva
- PicsArt
- Adobe Express
それぞれの特徴を解説していくので、自分が作りたいステッカーを作るためにはどのサイトが向いているのか、確認してみてください。
Canva
Canvaは、無料で利用できるグラフィックデザインツールです。パソコンだけでなくスマホやタブレットからも使用できて、簡単な操作であらゆるデザインを作成できます。61万点以上のテンプレートと1億点の素材が用意されているため、テンプレートと素材を活用しながらデザインするだけで初心者でも本格的なデザインのステッカーを作ることが可能です。
有料プランもありますが、基本的な機能は無料版でも十分に使えます。ステッカー作成を始める段階であれば、無料版でも満足のいく作品ができるでしょう。
AI画像生成機能も無料で提供されているので、AIで生成した画像を元にステッカーをデザインしたい人にもおすすめです。
| 料金 | 基本無料（より多くの素材を利用したい人などは有料版） |
| 対応 | パソコン、スマホ、タブレット |
| テンプレート・素材 | 61万点 + 1億点（2025年1月時点） |
| AIの有無 | 有（商用利用も可） |
PicsArt
PicsArtは、無料で利用できる画像編集アプリです。写真の編集や背景の削除などの基本的な操作ができるのはもちろんのこと、AI写真編集ツールを使ってAIに作業を任せることもできます。
イラストを1から描きたいという人よりは、画像を元にステッカーをデザインしたいという人におすすめのアプリです。AI画像生成機能も無料で提供されているため、AIでのステッカー制作を考えている人にも向いています。
| 料金 | 基本無料（より多くの素材を利用したい人などは有料版） |
| 対応 | パソコン、スマホ、タブレット |
| テンプレート・素材 | 3億点（2025年1月時点） |
| AIの有無 | 有（商用利用も可） |
Adobe Express
Adobe Expressは、画像や動画などのコンテンツが簡単に作成できるデザインアプリです。直感的に使用できる操作性が特徴的で、デザイン制作経験がない人でも簡単に自分のイメージ通りのステッカーを作成できます。
画像生成AIも搭載されているので、AIを活用してステッカー制作を行うことも可能です。AIで生成した画像の商用利用も可能ですが、下記のような注意点もあります。
- 有料プランの無料体験で制作したデザインは商用利用不可
- クライアントから依頼を受けて制作する成果物に素材を利用することは不可
Adobe Expressの利用規約をしっかりと確認した上でステッカーを作成するようにしてください。
| 料金 | 基本無料（より多くの素材を利用したい人などは有料版） |
| 対応 | パソコン、スマホ、タブレット |
| テンプレート・素材 | 20万点以上（2025年1月時点） |
| AIの有無 | 有（商用利用も可） |
ステッカー印刷におすすめのサイト
ステッカーのデザインが完成したら、次はステッカーの印刷です。ここからは、ステッカーの印刷におすすめのサイトを2つ紹介します。
- オリジナルプリント.jp
- SUZURI
それぞれのサイトの違いを見ていきましょう。
オリジナルプリント.jp
オリジナルプリント.jpは、自分の好きなデザインの画像をアップロードすることで簡単にオリジナルアイテムが作れるサイトです。印刷できるアイテムの種類が多く、ステッカーだけでも下記のような種類があります。
- フリーカットステッカー
- フリーカットステッカー（スクエアホログラム）
- フリーカットステッカー（ドットホログラム）
- フリーカットステッカー（マット）
商品の注文費用以外で登録料などのコストがかかることはありません。後述のBASEやShopifyなどのネットショップ作成サービスと連携すれば、自分で在庫を抱えることなく印刷から発送までまとめて任せられます。
オリジナルプリント.jpのメリット
- 1個から印刷できる
- ステッカーの種類が多い
- 注文費用以外のコストはかからない
- ネットショップ作成サービスと連携すれば在庫を抱えるリスクがない
SUZURI
SUZURIは、画像をアップロードすることでオリジナルアイテムを1個から販売できるサービスです。印刷から発送までをSUZURIが一括して行ってくれるので、在庫を抱える心配も自分で運用する手間もありません。
会員数は150万人、登録クリエイター数は70万人を超える人気サービスです。各アイテムの原価にプラスして自分の取り分を設定することで、取り分がそのまま収益として得られます。利用料・販売料・ショップ開設料などの費用は一切かからないため、少ないリスクで副業を始められます。
SUZURIのメリット
- 1個から印刷できる
- 印刷から発送までを一括で任せられる
- 費用が一切かからない
- 在庫を抱えるリスクがない
ステッカー販売におすすめのサイト
ステッカーの印刷が完了したらステッカー販売を行っていきます。SUZURIで販売する場合はネットショップを開設しなくても販売可能ですが、海外の方にも販売したい方、自分のオリジナルのショップを作りたい方は下記のサービスを利用してみてください。
- BASE
- Shopify
- Etsy
それぞれのサービスの特徴を解説していきます。
BASE
BASEは、パソコンに慣れていない人でも簡単にネットショップを作成できるサービスです。
自分でネットショップサイトを立ち上げる場合、決済機能や解析ツールの導入で悩む方も多いですが、BASEはネットショップ運営に必要な機能がすでに搭載されています。シンプルな操作でネットショップの開設・運用ができるため、初心者でも簡単に自分のサイトを作れます。
また、サイトの登録・ショップの開設に一切費用がかかりません。商品が売れた際に、売り上げから決済手数料とサービス利用料が差し引かれるため、売れなかった場合のリスクを最大限抑えられます。
Shopify
Shopifyは、簡単に自分のネットショップを開設できるプラットフォームです。プロがデザインした100以上のテーマのデザインが使えたり簡単にオリジナルのロゴの追加やサイトの編集ができる他、簡単で安全な決済方法、不正受注防止ツールなども利用できます。
しかし、Shopifyはネットショップの運営に費用がかかる点に注意が必要です。一番安い個人事業者向けのプランでも月額4,850円、取引ごとに最低2％の手数料がかかります（2025年1月時点）。3日間の無料体験と初月のみ150円で利用できるサービスもあるので、お試しで利用してみてから本格的に継続するかを検討してみるのも良いでしょう。
Etsy
Etsyは、グローバル市場で世界中の消費者に向けて販売できるハンドメイド販売サイトです。自分のサイトに集客できる自信がないという方は、Etsyを検討してみるのも良いでしょう。
しかし、Etsyは出品料・取引手数料・入金手数料がかかります。商品が売れても売れなくても出品するだけで出品料がかかるので、売れないと赤字になってしまう点に注意してください。
多少コストがかかっても世界に向けて販売したいという方にはおすすめですが、初めてのステッカー販売で売れるか分からない、副業の初期投資はできるだけ抑えたいという方にはあまり向いていません。
ステッカー販売の副業を成功させるポイント
最後に、ステッカー販売の副業を成功させるポイントについて説明していきます。ステッカー販売は、ステッカーを作っても売れなければ収益を得ることはできません。少しでも多くの収益を得たいという方は、下記のポイントを意識しましょう。
- ターゲットの需要を把握する
- 顧客満足度を高める
- ステッカーの宣伝をする
それぞれのポイントを解説していきます。
ターゲットの需要を把握する
まずは、どんな人をターゲットにするのかを明確にしましょう。女性向け・男性向け・自動車を持っている人向け、パソコンやスマホにステッカーを貼りたい人向けなど、どの層をターゲットにしていくのかを決めていきます。
ターゲットを決めたら、ターゲットが欲しいと思うステッカーはどんなデザインなのかを検討しましょう。市場の需要や売れ筋のテーマなどを調査して、どんなステッカーが売れているのかを把握すると、よりターゲットが求めているデザインに近づけられるはずです。
ターゲットの需要を把握してステッカーを作成することが、ステッカー販売の副業を成功させる重要なポイントとなります。
顧客満足度を高める
より高い収益を得るためには、顧客満足度を高めることも大切です。顧客の満足度が高いと、リピーターが多くなるだけでなく、口コミで広まって新規顧客の獲得につながる可能性が高まります。
特に、自分で発送・梱包する場合は、メッセージカードを添える、おまけのステッカーをつけるなどの工夫をすると、思いもよらないサプライズに顧客が喜んでくれるはずです。小さな工夫でも、相手に喜んでもらいたいという気持ちを持って行えば相手に気持ちが伝わるでしょう。
ステッカーの宣伝をする
SNSやYouTubeなどでステッカーの宣伝をするのも、ステッカー販売の副業を成功させるポイントの一つとして挙げられます。
SNSで実際にステッカーを貼った画像を紹介する、YouTubeでステッカーを実際に作っている作業風景を動画で投稿してみるなど、より多くの人にステッカーを知ってもらうための工夫をしてみましょう。
SNSやYouTubeなどを見た人が自分のファンになってくれたら、リピーターとして今後販売するステッカーも購入してもらえる可能性も高まります。
まとめ
ステッカー販売は在宅で働ける副業として海外では人気がありますが、日本ではそこまで一般的とはいえません。しかし、ステッカーの作り方や販売方法さえ知っていれば難しい副業ではないので、副業初心者の方でも挑戦しやすいです。
近年ではAIで生成した画像をステッカーとして販売する方法もあるため、デザインに自信がない人でも始めやすくなりました。
在宅でできる副業を探している方、自分でデザインしたグッズを作りたい方、イラストを描くのが好きな方などはぜひ挑戦してみてください。
