WEBライターは、初心者や未経験者からでも挑戦しやすい副業とされています。しかし、実際に副業に挑戦する際に、どのように仕事を獲得すれば良いのか分からないという方は多いでしょう。
この記事では、ライター初心者におすすめの案件の探し方、種類別の副業ライターにおすすめのプラットフォームを紹介していきます。初心者のWEBライターが副業で高収入を得るコツや失敗しないための注意点なども解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
WEBライター初心者におすすめの案件の探し方
WEBライターが案件を探す方法としては、主に下記の7つの方法が挙げられます。
- クラウドソーシングサイトを利用する
- スキルシェアサービスを活用する
- マッチングサービスに登録する
- SNSで募集をかける
- 友人や知人に仕事を紹介してもらう
- 企業に直接営業をかける
- 企業から直接依頼がくる
これらの方法の中で、初心者におすすめの案件の探し方は「クラウドソーシングサイトを利用する」ことです。友人や知人から仕事を紹介してもらう方法もありますが、タイミング良く仕事を得られる可能性は少ないでしょう。
しかし、未経験者がSNSで仕事を募集したり直接企業に営業をかけたりしても、実績がないライター初心者に依頼をしてくれる人はほとんどいません。そこでおすすめなのが、クラウドソーシングサイトを利用する方法です。
クラウドソーシングサイトがおすすめの理由
クラウドソーシングサイトは、仕事をしてほしい人と仕事を探している人をマッチングしてくれるサイトです。初心者からでも挑戦できるWEBライターの案件が数多くあるため、実績を積むのに適しています。クライアントとの金銭的なやりとりもサイト側が仲介してくれて、報酬未払いなどの金銭的トラブルにつながることが少ないのもメリットです。
案件を獲得する方法としては、自分のスキルを販売するスキルシェアサービスや、登録したライターに仕事を紹介してくれるマッチングサービスなどもあります。これらのサイトは、初心者にはあまり仕事がこなかったり、ライティングテストに合格しないと登録できなかったりするものもあるので、初心者には難易度が高い傾向です。
まずはクラウドソーシングサイトで案件をこなして、実績を積んでからスキルシェアサービスやマッチングサービスに登録して活動の幅を広げていくのが良いでしょう。
【クラウドソーシング】副業ライターにおすすめのプラットフォーム

ここからは、副業でWEBライターの仕事をしたい人におすすめのクラウドソーシングサイトを紹介していきます。おすすめのサイトとしては、主に下記の6つが挙げられます。
サイト名 | 案件数 (2025年3月時点) | 手数料 | 特徴 |
クラウドワークス | 24,006件 | 5〜20% | ・案件数が豊富 ・初心者向けの案件も多い ・条件検索しやすい |
ランサーズ | 479件 | 16.5% | ・案件数が豊富 ・案件の報酬額が適正かをAIが判断 ・自分のスキルを販売できる |
クラウディア | 2,829件 | 3〜15% | ・働き方の種類が豊富 ・⾼単価非公開案件のスカウトがくる場合もある ・手数料が安い |
サクラサクワークス | 103件 | 無料 | ・WEBマーケティングに関する案件に特化 ・高単価の案件が多い ・中級者〜上級者向け |
EDILENT | 記載なし | 5〜20% | ・ライターや編集者向けのサイト ・特化型サイトなので案件を探しやすい ・報酬の支払いがスムーズ |
Shinobiライティング | 記載なし | 無料 | ・ライティング案件に特化 ・案件数が少ない ・タスク案件のみ |
それぞれのサイトの詳しい特徴については、下記の見出しで紹介していきます。
クラウドワークス

引用:クラウドワークス
クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングサイトで、案件数が非常に豊富です。初心者向けの案件も多いので、副業を始めたばかりでWEBライター未経験の方でも仕事を見つけられるでしょう。
キーワード検索も使いやすいので、「未経験可」「カンタン」などの条件で検索ができて、自分に合う案件を探しやすいです。
一方で、相場より単価が低い案件もあるので応募する際は注意してください。初心者のうちは相場よりも多少安い仕事を受けることになりますが、経験を積んできたら単価が高い案件に切り替えていくか単価アップの交渉をしたほうが良いでしょう。
また、報酬が10万円以下の場合、タスク形式で仕事を受けた場合は20%のシステム利用料が差し引かれます。差し引かれた場合の金額がいくらになるかも考慮した上で案件に応募しないと、思ったよりも報酬が安かったということになりかねません。
ライティングの案件数 (2025年3月7日時点) | 24,006件 |
依頼形式 | ・プロジェクト(固定報酬制) ・プロジェクト(時間単価制) ・コンペ・タスク |
登録料 | 無料 |
手数料 | 5〜20% 報酬が10万円以下の場合、タスク形式の仕事の場合は20% |
ランサーズ

引用:ランサーズ
ランサーズも案件数が豊富で、日本最大級のクラウドソーシングサイトとされています。クラウドワークスと合わせて利用する人も多い人気のサイトです。案件の報酬額が適正かどうかをAIが判断してくれているので、WEBライティングの仕事の相場が分からないという方でも優良な案件かどうかが一目で分かります。
また、ランサーズは募集されている案件に応募するだけでなく、自分のスキルを販売してクライアントからの依頼を待つという案件の獲得方法があるのも特徴です。自分から応募しなくても仕事の依頼がくるようになれば、より効率的に稼げるようになるでしょう。
ライティングの案件数 (2025年3月7日時点) | 479件 |
依頼形式 | ・プロジェクト ・コンペ ・タスク ・求人 |
登録料 | 無料 |
手数料 | 16.5% |
クラウディア

引用:クラウディア
クラウディアは、働き方の種類が豊富なクラウドソーシングサイトです。具体的には、ランサーズのようにスキルを販売する「スキルシェア」や、経歴などの情報を登録して企業からのオファーを待つ「クラウディアPRO」などがあります。他にも、クラウディア運営事務局から⾼単価非公開案件のスカウトがくる可能性もあるので、高単価の仕事につながる可能性が高いでしょう。
しかし、これらの制度はライティング経験がないとなかなか受けられないので、まずはプロジェクトやタスクの仕事からこなして経験を積むことが大切です。クラウドワークスなどで経験を積んでからこちらのサイトも一緒に活用するという方法もおすすめできます。
ライティングの案件数 (2025年3月7日時点) | 2,829件 |
依頼形式 | ・プロジェクト ・コンペ ・タスク ・時間制 ・スキルシェア ・クラウディアPRO |
登録料 | 無料 |
手数料 | 3〜15% 報酬が5万円以下の場合は15% |
サクラサクワークス

引用:サクラサクワークス
サクラサクワークスは、Webライター、動画編集者、クリエイターなど、WEBマーケティングに関する案件に特化したクラウドソーシングサイトです。サクラサクマーケティングが自社案件を発注するツールなので、クライアントとのやりとりがなく手数料もかからないという特徴があります。
また、高単価の案件が多いのも魅力です。ライティング案件では、掲載されている案件のうち約77%が文字単価2円以上とされています。
ライター未経験でも仕事をすることは可能ですが、中級者から上級者向けのサイトなので案件を獲得するのは難しいでしょう。他のサイトで経験を積んで高単価の案件に挑戦していきたい人におすすめです。
ライティングの案件数 (2025年3月7日時点) | 103件 |
依頼形式 | ・プロジェクト |
登録料 | 無料 |
手数料 | 無料 |
EDILENT(エディレント)

引用:EDILENT
EDILENTはライター・編集者に特化したクラウドソーシングサイトです。企業側が仕事を募集する「公募広告」と直接仕事を依頼する「オファー」の2種類の依頼形式があるので、実績を積んでいけば企業側から依頼がくる可能性があります。
案件の受注が確定した段階でサイト側がクライアントから報酬を預かる方式なので、報酬の支払いがスムーズです。納品したのになかなか報酬が支払われないというトラブルを避けられます。
ライティングの案件数 (2025年3月7日時点) | 記載なし |
依頼形式 | ・公募広告 ・オファー |
登録料 | 無料 |
手数料 | 5〜20% 報酬が10万円以下の場合は20% |
Shinobiライティング

Shinobiライティングは、ライターに特化したクラウドソーシングサイトです。しかし、案件数が少なくタスク形式の仕事しかない点に注意が必要です。単価が安い案件も多いので、実績を積みたい初心者には良いですが、継続的に稼いでいきたい人にはあまりおすすめできません。
また、Shinobiライティングのサイトでは、案件の種類ごとの審査基準や全案件共通の禁止事項などがまとめられたライティングガイドが公開されています。会員登録をしていなくても読めるので、ライティングの基本的な要項を知りたいライティング初心者の方はチェックしてみると良いでしょう。
ライティングの案件数 (2025年3月7日時点) | 記載なし |
依頼形式 | ・タスク |
登録料 | 無料 |
手数料 | 無料 |
【スキルシェア】副業ライターにおすすめのプラットフォーム
副業ライターにおすすめのクラウドソーシングサイトについて紹介しましたが、次はおすすめのスキルシェアサービスについて見ていきましょう。スキルシェアサービスは、自分のスキルを販売してクライアントから依頼を受ける形式の働き方です。
実績がない初心者のうちは仕事を受けるのが難しいですが、クラウドソーシングサイトなどで実績ができたら登録してみると良いでしょう。
サイト名 | 手数料 | 特徴 |
ココナラ | 22% | ・販売できるカテゴリの種類が豊富 ・文字単価や報酬を自分で設定できる ・定期購入してもらえる可能性がある ・有料ブログ記事の投稿も可能 |
note | 事務手数料:5〜15% 利用料:10〜20% 振込手数料:270円 | ・記事を有料コンテンツとして販売できる ・アフィリエイトで収益を得ることも可能 ・書籍化のオファーがくる場合もある |
Kindle | 30% / 65% | ・初心者でも本を出版できる ・印刷コストや在庫管理の手間が必要ない ・コストはかかるが紙書籍の印刷も可能 |
「note」や「Kindle」は、スキルシェアサービスとは少し形態が異なりますが、自分のスキルを活かして販売して稼ぐという点が一致するため、合わせて解説していきます。
ココナラ

引用:ココナラ
ココナラは日本最大級のスキルシェアサービスで、さまざまなジャンルのスキルの販売が可能です。ライティングに関するカテゴリだけでも、記事執筆、文章校正、編集、リライトなどのスキルが販売されています。
文章関係のカテゴリでは、小説、シナリオ、レポート代筆、コピーライティング、ビジネス文書の作成など、ライティング以外のスキル販売も豊富です。
文字単価や報酬を自分で設定できるので、単価が安い案件や条件が悪い案件に振り回される心配がありません。定期購入が可能かどうかの表示もできるため、良い記事を提出すれば継続的な依頼をもらえる可能性もあります。
また、ココナラサイト内でブログの投稿もできて、「出品者情報の登録」と「電話番号の認証(SMS認証)」の両方が完了している方であれば有料ブログ記事の投稿も可能です。スキルを販売しながらブログで稼ぐという働き方もできるので、気になる方はチェックしてみてください。
案件の獲得方法 | ・スキル販売 ・公募 ・有料ブログの販売 |
登録料 | 無料 |
手数料 | 22% |
note

引用:note
noteは文章や画像、動画などを投稿できるプラットフォームです。無料コンテンツと有料コンテンツの投稿ができるので、自分で執筆した記事を有料コンテンツとして販売することで報酬を得られます。
アフィリエイト広告で収益を得る方法もあるので、形式としてはスキル販売よりもブログに近い印象です。noteで話題になった記事の中には、企業からのオファーで書籍化しているものもあるので、他のサイトとは別方面の収益につながる可能性もあるでしょう。
案件の獲得方法 | ・有料ブログの販売 ・アフィリエイト(Amazonのみ) ・オファー(書籍化など) |
登録料 | 無料 |
手数料 | 事務手数料:5〜15%(購読者の決済手段によって変わる) プラットフォーム利用料: ・有料記事 / 有料マガジン / チップ ( サポート ) / メンバーシップ:10% ・定期購読マガジン:20%振込手数料:270円 |
Kindle

Kindleは、Amazonが提供している電子書籍や漫画などが読めるサービスです。
KindleのKDPアカウントを作成すると、実績がない初心者でも本を出版することができます。紙の本を出版する場合は、印刷費用などのコストがかかる上に在庫管理できるスペースを確保しておかなければいけません。しかし、Kindleは電子書籍での販売なのでほぼノーリスクで本を出版できます。
自分の経験を日記やコラムとして販売したい、自分の知識を書籍として販売して色んな人に役立ててほしいといった方は、Kindleでの副業がおすすめです。
実際に本として販売したい場合は、ペーパーバック(紙書籍)の印刷も可能ですが、コストがかかるので注意してください。
案件の獲得方法 | ・本を出版する |
登録料 | 無料 |
手数料 | 35% / 70%のロイヤリティオプションのどちらかから選択 (残りの65% / 30%が手数料として差し引かれる) |
【マッチング】副業ライターにおすすめのプラットフォーム

ここからは、副業ライターにおすすめのマッチングサービスについて解説していきます。登録したライターに仕事を紹介してくれるマッチングサービスは、自分に合った仕事を見つけられたりスカウトで
サイト名 | 手数料 | 特徴 |
ライターステーション | 無料 | ・クライアントとのやりとりが不要(編集者が担当) ・業界最高レベルの報酬 ・審査に合格しないと登録できない |
複業クラウド | 無料 | ・国内最大の複業マッチングプラットフォーム ・おすすめの求人を紹介してくれる ・正社員に転職できる可能性もある |
Wantedly | 無料 | ・多くの人が利用しているビジネスSNS ・社風や理念などに共感して働きたい人におすすめ ・オフィスへの訪問なども可能 |
ライターステーション

引用:ライターステーション
ライターステーションは、自社案件の仕事をライターに依頼しているライター募集サイトです。編集者が仲介してくれるので、クライアントとのやりとりをする手間がなく、余計なトラブルにつながりにくいというメリットがあります。
報酬は業界最高レベルで、ライターとしてどんどん稼いでいきたい人におすすめです。編集部から直接報酬が振り込まれるので、依頼をこなしたのになかなか報酬が振り込まれないなどという心配もありません。
しかし、審査に合格しないと登録できない点に注意が必要です。初心者の方はクラウドソーシングサイトなどで経験を積んでから挑戦するのが良いでしょう。ある程度仕事をこなした経験がある中級者〜上級者の方は、登録を検討してみてください。
案件の獲得方法 | ・最初のうちは自分から案件に応募 ・実績を積むと編集者から直接オファーがくることも |
登録料 | 無料 |
手数料 | 無料 |
複業クラウド

引用:複業クラウド
複業クラウドは、国内最大の複業マッチングプラットフォームです。報酬などの金銭を目的とした「副業」ではなく、スキルアップや社会貢献などを目的とした「複業」を探している人をサポートしています。
さまざまな仕事の中から、個人のスキルや経験に応じておすすめの求人を紹介してくれます。2,000社以上の企業が利用しており、自治体などでも利用されているため、案件数が豊富です。
転職に対する意欲を記載しておけば、企業とのマッチングがうまくいったらそのまま正社員に転職できる可能性もあります。
案件の獲得方法 | ・求人に応募 ・企業からのスカウト |
登録料 | 無料 |
手数料 | 無料 |
Wantedly

引用:Wantedly
Wantedlyは、400万人のユーザーと40,000社が登録しているビジネスSNSです。報酬や待遇だけでなく、社風や理念などに共感できる会社で働きたい人に人気があります。正社員の仕事の求人なども多いですが、副業・フリーランス・パートなどを募集している会社もあるので、クラウドソーシングサイトなどと合わせて使うのもおすすめです。
求人内容やストーリーなどを見て気になった会社があれば、オフィスへの訪問なども気軽にできます。
案件の獲得方法 | ・求人に応募 ・企業からのスカウト |
登録料 | 無料 |
手数料 | 無料 |
クラウドソーシングサイトを選ぶ際のチェックポイント
ここまで、副業ライターにおすすめのプラットフォームを種類別に解説してきました。これから副業でWEBライターを始める初心者の方であれば、まずはクラウドソーシングサイトを活用して実績を積み、その後仕事の幅を広げていくという働き方がおすすめです。
しかし、クラウドソーシングサイトは数が多いので、どこを利用すれば良いのか悩むという方も少なくないでしょう。ここでは、クラウドソーシングサイトを選ぶ際のチェックポイントを4つ解説していきます。
- 案件数
- 機能・使いやすさ
- サポート
それぞれのポイントごとに詳しく見ていきましょう。
案件数
ライターの副業を始めるためにクラウドソーシングサイトに登録をするなら、Webライティングの案件が多いサイトを選ぶようにしましょう。自分が働きたい職種の案件が多いサイトに登録すれば、それだけ自分の希望する条件に合う案件を探しやすくなります。
サイトが取り扱っている案件数が多くても、WEBライティングの案件が少ないと良い仕事を見つけるのは難しいです。クラウドソーシングサイトの中には、登録をしなくても募集されている案件の仕事内容が見れるものもあるので、登録前にチェックしてみるのも良いでしょう。
機能・使いやすさ
クラウドソーシングサイトを選ぶ際には、機能面や使いやすさに注目するのも大切です。例えば、求人検索の絞り込み機能が不十分だと、自分に合う案件を探すだけで時間を浪費してしまいます。多くの求人の中から効率的に自分が希望する仕事を探せる求人検索機能があるかなど、自分が使いやすい機能が搭載されているかどうかもチェックしておきましょう。
他にも、クライアントとのメッセージ機能は使いやすいか、報酬体系は分かりやすいか、報酬を受け取りやすいかなど、仕事の取引を進める上で気になる点を確認しておくと安心です。
メッセージ機能などは実際に使ってみないと分からない点もあるので、最初は複数のクラウドソーシングサイトにまとめて登録するという方も少なくありません。実際に自分で複数のサイトを使い比べてから、利用しやすいサイトを中心に仕事を探していくという流れで仕事を始めるとスムーズです。
サポート
クラウドソーシングサイトの中には、仕事をしている人のためのサポート制度が充実しているところもあります。サポート制度が充実しているところであれば、副業をする上で働きやすくなるのはもちろん、フリーランスを目指す際にも一歩踏み出しやすくなるでしょう。
具体的なサポート制度の例としては、下記のような内容が挙げられます。
サイト | サポートの一例 |
クラウドワークス | ・ライティングなどの複数のスキルアッププログラムを提供 ・仕事に役立つサイトの新規登録費用が安くなるお仕事サポート ・子どもがいるワーカーのためのライフサポート など |
ランサーズ | ・コワーキングスペースの提供 ・イベント / セミナーの実施 ・メンターに個別でスキルを教えてもらえる有料サービス ・税務サポートや福利厚生支援(利用条件有り) など |
あくまでも一例なので、詳しく知りたい方はそれぞれのクラウドソーシングサイトからチェックしてみてください。

初心者WEBライターが副業で高収入を得るコツ

利用するクラウドソーシングサイトを選んだら、実際に副業に挑戦していきましょう。ここでは、初心者WEBライターが副業で高収入を得るコツについて紹介するので、これから挑戦する方はぜひ実践してみてください。
- プロフィールをできるだけ詳細に書く
- 自分の得意なジャンルを見つける
- ポートフォリオを作成する
- 案件に合わせた提案文を検討する
- 実績を積んでクライアントからの信頼を得る
- 単価交渉をして収入アップを目指す
- 別のプラットフォームも利用してみる
それぞれ詳しく解説していきます。
プロフィールをできるだけ詳細に書く
クラウドソーシングサイトに登録をしたら、まずは自分のプロフィール情報を詳細に書きましょう。具体的には、以下のような項目を入力すると良いです。
- 経歴
- スキル・資格
- 得意な記事ジャンル
- 実績(あれば)
- ポートフォリオ(ない場合はサンプル記事でも可)
- 対応可能時間
- 時間単価
- 仕事への熱意やアピール
発注者からの信頼を得られないとなかなか仕事につながらないので、信頼を得るために入力できる項目はできるだけ埋めるようにしましょう。
また、発注者は納期を守って記事を丁寧に書いてくれるWEBライターを求めています。「納期を絶対に守る」「メッセージは1日以内に返信」などの、発注者を安心させられるような文章も入れてアピールするのもおすすめです。
自分の得意なジャンルを見つける
プロフィールに記載する内容として、「得意な記事ジャンル」という項目を追加しましたが、WEBライター未経験の方の中には「自分の得意ジャンルが分からない」という方もいるでしょう。
自分の得意なジャンルが分からない方は、自分の本職で得られる知識や経験が活かせる、自分の趣味や特技が活かせるジャンルから挑戦してみると良いです。特別な知識や経験、ライティングに活かせそうな趣味や特技がないという方は、調べる時間も苦にならない自分が興味のあるジャンルから挑戦してみてください。
実際に自分でテーマを設定してサンプル記事を書いてみて、調べる時間や書く時間を辛く感じないようであれば、実際にそのジャンルの案件に応募してみましょう。楽しく記事が書ければ、詳細な情報を伝えられて記事の質も上がりやすいので、クライアントからの信頼も得やすくなるはずです。
ポートフォリオを作成する
ポートフォリオは、自分のスキルをアピールするための作品集のことです。自分がどのような仕事ができるのかをアピールしてクライアントから信頼を得るためのものなので、必ず用意しておきましょう。
ポートフォリオに記載すべき項目としては、主に下記の9点が挙げられます。
- 自己紹介
- 経歴・保有資格
- 趣味・特技
- 得意ジャンル
- 執筆実績(ない場合はサンプル記事)
- 対応可能な業務
- 希望単価
- 対応時間
- 連絡先
詳細な情報を記載しておくことで、発注者が安心して依頼できるようになります。執筆実績がない方でも、サンプル記事を書いてポートフォリオを作成すればアピール要素になるでしょう。実績が増えてきたら、ポートフォリオの内容を見直して実績項目に追加していくようにしてください。
案件に合わせた提案文を検討する
クラウドソーシングサイトで案件に応募する際は、提案文も送る必要があります。提案文を作成する際は、まず応募する案件に「応募時に記載してほしい事項」という内容がないかをチェックしてください。記載してほしい事項が書かれていない提案文は、その段階で選考から外れてしまう可能性が高いので必ず記載します。
次に、自分がどのようなライターかを知ってもらうために下記のような内容を記載していきましょう。
- 自己紹介
- 実績
- ポートフォリオ
- 応募した動機
- 仕事の意気込み
記載してほしい事項で記載した内容であれば簡潔にまとめてしまって問題ありません。発注者は複数人の提案文を読んで判断しなければいけないため、文章が長すぎると発注者に負担を与えてしまいます。
案件に関係のない内容はできるだけ省いて、短く簡潔にまとめた分かりやすい提案文を提出するようにしてください。

無難な内容の提案文をコピーして複数の案件に送る人もいるけど、発注者からすると一目で分かるな

「記載してほしい事項」を確認しないで提案文を送る人も多いから、きちんと確認してから送るようにしようね
実績を積んでクライアントからの信頼を得る
WEBライターは、実績がないうちは単価が安い仕事しか受けられないことがほとんどです。高い収益を得るためには、実績を積んで単価が高い仕事に挑戦していく必要があります。
まずは、多少単価が安くても初心者から応募できる案件にどんどん応募して、スキルを身につけながら実績を積んでいきましょう。実績を積んだWEBライターは発注者からの信頼を得やすく、単価が高い案件も任せてもらいやすくなります。
複数の案件をこなしたら、少しずつ単価が高い案件にも応募してみてください。最初は採用されなくても、実績が増えてきたら採用される確率が高くなっていくはずです。
また、丁寧に仕事をしていれば、クライアントから継続の依頼をされることもあります。今後の仕事のチャンスを逃さないためにも、常に丁寧な仕事を心がけましょう。
単価交渉をして収入アップを目指す
単価が高い案件を受注する方法としては、単価が高い案件に応募する以外にも、クライアントに交渉をして単価を上げてもらう方法があります。
経験が少ないうちに受けた単価が安い案件で継続依頼をしてもらっている場合は、単価交渉をしてみるのも一つの手です。クライアント側の事情で交渉に応じてもらえないこともありますが、交渉をして単価が上がるケースは少なくありません。交渉に応じてもらえず、今後その単価で仕事をするのが難しいようであれば、次の仕事を探しましょう。
ただし、クライアントから信頼されていない状態で単価交渉をしても意味がないので注意してください。ミスが多い人や仕事が雑な人が交渉をしても、逆に継続依頼を解除される可能性が高いでしょう。クライアントと良好な関係を築いて信頼を得てから、単価アップの交渉をしてみてください。
別のプラットフォームも利用してみる
クラウドソーシングサイトである程度実績を積んだら、スキルシェアサービスやマッチングサービスなどの別のプラットフォームにも挑戦してみてください。
これらのサービスを活用することで、自分から応募しなくても案件を獲得できたり、自分に合う好条件の案件を見つけやすくなったりします。仕事を探す手間を減らすことで、より効率的にWEBライターとしての収益を得られるようになるでしょう。
クラウドソーシングサイトは単価が低い案件も多いので、経験を積んだプロであれば他のプラットフォームのほうが稼げるという例も少なくありません。実績が増えてきたら、自分に合った別のプラットフォームの利用も検討してみてください。
初心者WEBライターが副業で失敗しないための注意点

最後に、初心者WEBライターが副業で失敗しないための注意点について解説していきます。これから副業に挑戦する方は、これらの点に注意しながらWEBライターの仕事を始めていきましょう。
- あまりにも条件が良い案件には気をつける
- 条件が悪い案件は受けないようにする
- 未経験であることをアピールしない
- 所得が年間で20万円を超えたら確定申告をする
一つずつ詳しく解説していきます。
あまりにも条件が良い案件には気をつける
初心者のうちは、早く稼ぎたいがために高単価の案件を受けたいと思ってしまう人も少なくありません。しかし、「初心者・未経験者歓迎」としている案件で文字単価3.0円など、条件が良すぎる案件には注意が必要です。最初から契約するつもりがなく報酬なしのテスト記事だけ書かせているなど、報酬を与えるつもりがない悪質なクライアントもいます。
また、WEBライター講座の受講で月収を保証、LINE公式アカウントに登録することで毎月継続して依頼を発注するなど、詐欺のような案件もあります。クラウドソーシングサイト側でも、悪質案件を撲滅するための施策などを行っていますが、悪質な案件が全くないわけではないので注意してください。
条件が悪い案件は受けないようにする
あまりにも条件が良い案件には気をつけると解説しましたが、条件が悪すぎる案件も受けないようにしましょう。「文字単価0.1円で5,000文字の記事執筆」など、あまりにも条件が悪い仕事を受けていると、なかなか稼ぎにつながらず副業が続かない可能性があります。
初心者の場合は、自分の成長につながる案件を受けるのがおすすめです。例としては、多少低単価な案件でもマニュアルがついていてスキルアップが見込める、フィードバックを受けられてライティング知識が身につけられるなどが挙げられます。
実績が増えてスキルも身についてきたら、徐々に良い条件の案件に応募して単価アップを目指していきましょう。
未経験であることをアピールしない
初心者がやってしまいがちな失敗として、提案文で未経験であることをアピールしてしまうことです。最初は自分のライティングスキルに自信がなく、「未経験ですが」「初心者ですが」などとアピールしてしまう人が多い傾向にあります。しかし、これは発注者からするとマイナスな印象にしかなりません。
実績がない初心者の方は、「納期を絶対に守る」「返信は1日以内に以内にする」「丁寧に記事を書く」など、自分でもできることをセールスポイントにしていきましょう。
所得が年間で20万円を超えたら確定申告をする
WEBライターの副業で年間の所得が20万円を超えたら、必ず確定申告をしてください。このときに注意すべきなのが、「収益」ではなく「所得」という点です。所得は収益から経費を差し引いた金額なので、自分が1年間に稼いだ金額から経費を差し引いて20万円以下になるなら確定申告は必要ありません。
例えば、「ライティングの仕事で年間30万円の収益を得たが、仕事で使うパソコンの購入費が11万円だった」といった場合は、確定申告を行わなくても問題ないです。
収益から経費を差し引いた所得が20万円を超えている場合は、確定申告を行わないと「脱税」になってしまいます。税務調査が入る可能性もあるため、必ず行うようにしましょう。
まとめ
WEBライターの副業を始めたばかりの人におすすめの案件の探し方は、「クラウドソーシングサイトを利用する」ことです。初心者からでも挑戦できるWEBライターの案件が豊富なので、実績を積みながらスキルを磨いていけるでしょう。
初心者WEBライターがクラウドソーシングサイトで案件を獲得していくためには、下記のポイントを意識すると良いです。
- プロフィールをできるだけ詳細に書く
- 自分の得意なジャンルを見つける
- ポートフォリオを作成する
- 案件内容に合わせて提案文を変える
- 実績を積んでクライアントからの信頼を得る
- 単価交渉をして収入アップを目指す
- 別のプラットフォームも利用してみる
WEBライターの副業は初心者からでも挑戦しやすいですが、楽に稼げるわけではありません。これらの点を意識しながら、少しずつ収入アップを目指していきましょう。